昨日、予約していたCHUWI MiniBook Xの新型(N100搭載モデル)が到着しました。
格安PCということもあってか、宅配便で送られてきた梱包は、段ボール箱では無く大きめのクッション封筒で、配送予定だと知っていなければ何が届いたのか?と一瞬悩むような感じでした。
とはいえその袋から出すと普通に小型ノートPCらしい梱包が現れますし、まあ今までの梱包がむしろ過剰包装だったとも。
箱を開けると中身はシンプルで、本体、充電ケーブル一体型のACアダプタ、説明書だけです。
本体を包んでいる布製の袋は、安っぽいものの、一応持ち歩き時のカバーとしても使える作りのようです。
付属のACアダプタは36Wの出力ですが、これ以外のPD給電だと45W以上を求められる仕様なのはイマイチ分かりません。
まあノートPCでありバッテリー内蔵なので、瞬間的に36W以上の出力が必要となっても外部電源では無く内蔵バッテリーから給電すれば良く、負荷が軽い時との平均値が36Wと見込んでいるとかなのかも?
説明書の袋の中身は各国対応の説明書と保証書らしきモノなど。
まあ作り自体シンプルなモノなので、今のところ説明書には特に目を通しても居ません。
本体の天面と底面はこんな感じで、おそらく旧型のCerelon N5100搭載モデルとは表面上の違いは無さそうです。
側面の放熱口も変わらず、放熱機構の導線がひかれているのか隙間からヒートパイプか何かに繋がっていそうな銅の色が見えます。
開いた状態に関しても、旧モデルと特に変わった様子はなし。
タッチパネル対応の常で、液晶は光沢です。
なお、写真は180度開いた状態で撮影していますが、当然360度回転させて、タブレットスタイルでの使用は可能です。(底面にゴム足などがあるためピッタリとくっつくとまでは行きませんが、邪魔になるほどの隙間という感じでもありません)
と、一通り外観の写真を撮ったところで、起動させてみることにします。
まずは手元のコンセントが足りなかったので、本体に付属のACアダプタでは無く、手持ちのPD充電器(100W)の空いているポートをType-C端子の一方に接続し、ワット表示機能付きのケーブルで大雑把な電力を見たところ、本体起動中は40W前後(36W~44W程度)を推移します。
あと、手持ちのマウスも使いたかったので、もう一方のType-C端子には買っておいた汎用のポート拡張アダプタを接続し、それを経由してType-Aの無線マウスのアダプタと接続しましたが、問題なくマウスは認識されました。
拡張アダプタの仕様上は、これを経由してのPD給電も出来るということなので、時間が出来たらそういう形での接続を試して、本体のType-C端子の一方は開けておきたいところです。
話は戻りますが、Windowsの初期設定を終えて立ち上げると、インストールされているのはWindows11 homeの22H2でした。
初期状態ではIMEの文字入力がカナ入力に設定されており、滅多にしない操作なためローマ字入力に戻す方法にちょっと手間取ったりしましたが、Wi-Fiでの無線ルーターへの接続設定や、初期設定となっているEdgeではなく他の使い慣れたブラウザのインストールとアカウントの同期など最低限の設定を行います。
そしてそうしているうちに気づいたのですが、思った以上に発熱が大きい。
ちょっと作業する場所が手狭で、熱の逃げにくい場所で作業していたとはいえ、少し作業しただけで底面は火傷はしないものの明確に熱いと感じるくらいの温度になっており、膝の上にのせての操作などはちょっとつらそうです。
CPUが新しくなったのに対して放熱などの構造が旧型のままなどの理由がありそうです。(とはいえ旧型を使ったことがないので、実は前からこの程度に熱を持つハードだった可能性もありますし、真夏の真っ最中という気温自体が高い問題も影響しているかもしれませんが)
あと、これも旧型から変わっていない話なのでしょうが、キーボードは日本語入力対応とは言え、実態としては英字キーボードだったモノをキーの割り当てを変更するなどして無理矢理日本語キーボードにしたモノなので、配置などはどうしてもアンバランスで、操作には慣れが必要そうです。
とりあえず届いた当日中に試せたのはこの程度。
今後はバッテリー駆動時間や、液晶への写り込み対策としてこの機種向けの非光沢のシートなどが売っていないか、タッチパネルで使えるペンはどういうものになるのか?など、もう少し実用的な部分を確認していきたいと思います。