intel NUCのセッティングを進めました。
既に蓋を開けて行うべき作業は終わっていたので、あとはもう電源をつないでOSをインストールするだけなので、USBの回復ディスクからインストールをしようかと思っていたのですが、なぜかWin10のものが見当たらず、手元にあるのはWin11のモノばかり。
そしてWin11は最近になって、インストール時にマイクロスフとのアカウントにログインしないといけない使用になったために、OSがネットワークドライバを何かしら認識しなければインストールできないというのに、このNUCなどで用いられているAX200系のM.2ネットワークアダプタはOSでは標準サポートされていないという面倒くささです。
回復ディスクのUSBメモリににAX200系のドライバを入れ込んでおくという方法もあるのですが、今回はもっと単純に、USB接続のDVDドライブを繋ぎDSP版のWin10のDVDからのインストールを行いました。
Win10ならば特にインストール時にはネットワーク接続は必須ではありませんし、最近問題になっているSSDが低速化する問題とかも関係ありません。
ともかくそうやってOSをインストールして、あらかじめ用意しておいたAX211のM.2ネットワークカードとi3 1220P向けのグラフィックのドライバをぶち込んだ上で、とりあえずベンチマークとしてPassmark10.2を実行。
すると、CPUは14000代前半、3Dが2200半ば、メモリが3000あまり、ディスクが35000弱と本格的なゲームでもしない限り全く不快にならないとおぼしき数値が出ました。
あとはサブPCとして必要ないくつかのソフトをとりあえず入れて、windowsアップデートを実行して2回ほど再起動。
あとはネットワークで他のPCとファイル共有ができれば問題ないところなのですが、毎度の事ながらなぜかここで上手くいきません。
あと、再起動のたびにF2キーを押してBIOS画面を呼び出してみたのですが、昨日の時点でできればと思っていたTDPのTL2の電力上限を下げる方法が分かりませんでした。
もとより、このNUCはPD給電での稼働は保証されていないので、あくまでそれができればかさばるACアダプタの置き場に困らないというだけですし、一部のPD給電対応のUSB電源アダプタには、100W級の電力要領で、かつUSB type-C端子をACアダプタのいろいろな型に差し替えるアダプタが付属しているモノもあるので、そういうものを購入して、今のACアダプタの代わりに使うというのもありかもしれません。
それとそれで調べていて気づいたのですが、今回購入したi3モデルは付属のACアダプタは90Wのモノですが、i7とi5のモノには120WのACアダプタが付属しているようですね。
ということは、i5以上のモデルだと、TDPの設定を変えない限り100W級のPD給電でも電力不足になるので、i3モデルを買ったのは正解だったという感じです。