最初に作ろうとしたときから5年近く経過してしまっていますが、いくつか購入したミニPCがいまいち動作安定性に難があったりしたので、やはりメインマシンは安定動作が期待できそうな汎用パーツで組んだものにしようと従来から集めていたパーツで組んでみました。
もし性能的に不満があるようなら、今余っているRyzen 5 4650Gの再利用、12世代以降のインテルCPUの追加購入を行うか、あるいはやはりこれも余っているSO-DIMMやSSDを利用できるベアボーンキットを購入して組み立てるというのが良いかもしれないというのもあります。
それはともかく主要なパーツ構成は、CPUはi7-7700、Z170チップセットマザーボード(Wi-Fi5内蔵)、メモリDDR4-8G×2、M.2NVMe PCIe Gen3x4 SSD 1TB、GTX1650ビデオカード(外部電源なし)と、数年前ならそれなりの性能だった感のあるものですが、消費電力や熱暴走の心配はしなくて良さそうなのがポイントです。
また、以前に一度組もうとして途中までは作業済みのため、今回行うのは起動ドライブをM.2NVMeに変更することとビデオ化ーをを指すことくらいなので、大した手間はかからないと思っていたのですが・・・
SSDの交換にあたって最初はOSはDSP版のディスクからインストールしようとしたのですが、シリアルコードの書かれている部分が擦りすぎで正しいシリアルコードが読み取れなくなってしまっていたので、ここで一旦作業は頓挫。
色々悩んだあげく、代替手段としてシリアルコードを過去に使ったはずのOSインストール済みのSATA SSDを持ってきてここからクローンソフトを使ってM.2のSSDに移植することで解決。
あとはビデオカードを挿して、最新のドライバをインストールすることで最低限動く環境はできあがりました。
で、試しにベンチマークソフトのPassMarkを動かしてみたところ、CPUは5000台半ばと、今使っているRyzen 7 5700Gの1/4以下の数字しか出ません。
省電力低発熱が売りのJB95(cerelon N5095)ですら4000強ですし、ベンチマークサイトのデータだと8000台後半くらいは行くはずなので、BIOSか何かの設定に問題がありそうです。
一方、3Dの描画能力は8000弱とRyzen 7の内蔵GPUの3倍近くの数字が出ており、外部電力なしのほぼ最低レベルのものであっても外付けGPUは全く別物だと痛感します。
で、CPUの性能が出ていない理由を探していたら、どうもメモリが2枚のうち1枚しか認識していないことが判明。
接触不良なのか他の理由かは分かりませんが、十分な性能が出ていない部分はこのメモリ周りに問題があるのかもしれません。
このあたりは、今順次行っているOSの修正パッチを一通り適用できたら、直していこうと思います。