先々週半ば頃から、メインで使っているマシンを少しでも速く動作させようと、オーバークロックを試したり、あるいはこれまで無駄に肥大化してしまっているレジストリをスリム化しようと、手持ちのツールを使って、色々と不要なレジストリ情報を消したりしていたのですが・・・その作業中、ついうっかり本来消してはいけない情報までばっさり削除してシャットダウンしてしまい、OSが起動しない事態に陥ってしまいました。
そこで色々と試してみたのですが、レジストリのバックアップファイルを探してみると、タイムスタンプが古すぎて使えたものではないことや、起動用のHDDドライブのハード自体が問題を抱えており、パーティションのバックアップすら取れないことが判明してしまい、そこで一念発起して、余っていたHDDにOSを新規インストールし、問題の起こった古い起動ドライブからユーザーデータなどをコピーしてみようと試みることにしました。
ところが、新規インストールしたOSに古いドライブからのデータを一通りコピーした上で、各種ソフトウェアをインストールし直すというのを試していったのですが、これがどうにも動作不安定で、タスクの切り替えにもたつく上、エンコードなどの速度が相当に遅くなり、そして一部のソフトはインストールを実行してもそこで処理が中断してしまう他、さらに一部の処理を行うと、ほとんどフリーズしたのかと思えるほどしばらくの間操作を受け付けない症状が現れるなど上手くいきませんでした。
これはきっと古いドライブからコピーした情報が何か悪さをしているのだろうと思い、新しいHDDを買ってきて、そこに再度OSを新規インストールし、旧ドライブから引き継ぐ情報は最低限にするというアプローチに切り替えました。
ところが、これをやってもフリーズ気味になる症状だけは解決したものの、全般に動作が遅いとか一部ソフトが起動しないといった問題が残ってしまい、これは一体どうしたものかと調べていたところ・・・一昨日にようやく原因が判明しました。
その原因というのは、本来4コアであるはずのPhenomⅡX4であるというのに、なぜか各種ソフトからは1コアとしか認識されていないということでした。
で、これはおそらくCPUかマザーボードのどちらかが、以前にオーバークロックを試していた際に壊れてしまい、正しく動作しなくなったのだろうと推測し、試しに別のマシンからPhenomⅡX6を借りてきて挿してみたところ、これでもCPUは1コアしか認識されません。
ということで犯人はきっとマザーボードのはずと睨んで、昨日、帰り道にショップに寄って、同じメーカーで同じチップセットのマイナーチェンジモデルのマザーボードを購入し、これを以前のマシンと差し換えて動作させてみたところ・・・
それでも1コアしか認識しないじゃありませんかw まさかの原因特定ミスで無駄金を使ってしまった形になり、今度こそはと新しいCPUをネット通販で注文してみたのですが・・・さて、どうなることやら。
さすがにこれ以上の問題は起きないものとは思っていますが、これで解決しなかった場合には一体どうなることらというところではあります・・・