前回CPUをRyzen 7 5700Gに交換して実質X500相当にパワーアップさせたX400ですが、年末に買っておいた4TBのSSD(クルーシャルのPCIe Gen3x4対応のP3シリーズの4TBモデル)と、32GBのSO-DIMM2枚を使ってさらなる性能強化を行いました。
公式にはX400(をはじめとするminisforramのPC)は基本的にストレージの容量のカタログスペック上限は1台2TBな上、各ストレージメーカーが用意している起動ドライブの引っ越しソフトも対応が”2TBまでだったりすることもあって、いろいろ試行錯誤している間に今日まで作業の完了が遅れてしまったというところです。
特に問題だったのがドライブのフォーマット形式を含めた2TBの壁(GPTからMBRへの変換含む)の問題で、今回はストレージメーカーの用意していたAcronis True Imagではなく、別の無料の引っ越しソフト(Macrium Reflectの30日期限の試用版)を使うことでディスクのクローンの問題は回避しました。
そうしてとりあえずSSDのデータのクローンはできたものの、ハード的にサポート外である2TB超のストレージが動作するかについては特に問題ありませんでしたし、ケースを開封したのでついでにSO-DIMMもこれまでの16GBの2枚から32GBの2枚に交換しました。
さらに前回失敗して配線をぶった切ってしまった無線LANのアンテナの一本を新しいものに交換しようとしたのですが、こちらはなぜかうまく配線がつながらず、とりあえず今回は修理は延期としました。
これでもう強化できるポイントは、2.5インチSSDを現在の2TBからもっと容量の大きいものにすることくらいしかありませんが、既に今回のSSD交換で既にSSDの総容量が8TBに達しているので、焦ってどうこうする必要はないでしょうし、いざとなればUSB接続の外付けドライブなどでも
なんとかできる余地があるので、今は焦って手を入れる必要はなさそうです。(というか、むしろ2.5インチSSDを外してしまってもいいくらいですね)
無線LANのアンテナ断線については、今まではいろいろと細かなところをいじる必要があって有線LANのケーブルをつなぐのを後回しにしていただけとも言えるので、今回のほぼ最強化が完了したあとは、ちょうどいい置き場所を確保して、有線LANケーブルを接続したいところです。