CPUクーラーをリテールのものに戻しただけであっさり安定動作するようになったので、今度はどの程度オーバークロック出来るかを再挑戦することにしてみました。
丁度、使っているASUSのマザーボードには自動でBIOSからのオーバークロック上限を探ってくれるTurboV EVOというツールがあるのでこれに任せてみたところ、CPU倍率x18、FSB217MHz、メモリレイテンシ6-6-6-18となっていました。
ところが試しにエンコードさせてみたところ、なぜか動画のエンコード時間が遅くなってしまっています。
単純にCPUクロックだけでも約1.1倍に上がっているはずなのにこれはどういうことかとよくよくチェックしてみたところ、実はメモリのクロックが400MHzベースに下げられていることが判明。
そこでFSBを205MHzに下げてその分CPU倍率を19倍に上げ、メモリレイテンシを従来の1333MHzの1.7V、7-7-7-20に戻したところ、今度は安定して動作し、エンコード速度もわずかながら上がっていることが確認できました。
ただし、今度はどういうわけか、低負荷時に自動で動作クロック・電圧を下げる機能が入らなくなってしまい、常時約3.9GHzで動作し続ける状態が続いており、このままではCPU寿命が不安だとか、電気代を余分に食いそうな感じなので、BIOSのどこかの項目か、はたまたOSの電源設定なのか、対策を探さなければならなさそうです。