先日から稼働準備を進めてきたニューマシンですが、ようやくそれなりの形になってきました。
とりあえず、当初予定していたハードウェアは組み込み終わり、当分はケースを開ける必要もないはずです。
ソフトウェアもOSをXPに戻した上で、基本的なソフトは入れ終えたので、普通に稼働させる分にはなにも問題ないでしょう。
ということで、AMD OverDriveを使ってオーバークロックなどを試してみようと思ったのですが、意外にも今回使用しているマザーはオーバークロック設定の多くが使えないことが判明。
電圧もFSBも手動で変えることができないため、余り面白みがあるとは言えません。
しかし、動作倍率はBlack Editionゆえに問題なく変更できたので、ノーマルの13倍(=2.6GHz)から順に上げていくことに。
結論から言うと、この個体の上限クロックは15.5倍(=3.1GHz)で、市販されているX2の最高クロックである6400+と同じ(厳密にはキャッシュ容量が違うので同レベルではありませんが)16倍(=3.2GHz)にすると確実にハングしました。
ということで多少のマージンを見込むことや、整数倍のクロックでないとFSBが200MHzにを下回ってしまうX2の仕様を考えて、今後は15倍(=3.0GHz)で稼働させることとしました。(あえて呼ぶなら5800+相当)
ちなみに、これまで使っていたマシンの最高速であるX2 4600+(2.4GHz)と比較して、動画のエンコード時間が20%強短くなっており、ほぼクロックどおりの性能向上が確認できました。