昨日導入したPhenomX4 9850 BEですが、電圧を下げなかった場合にどの程度オーバークロック出来るのかをぼちぼち試しています。
といっても、チップセットは廉価版のAMD780Gですし、電源も500W、さらにCPUクーラーも純正品よりは少しましな程度なものなので、あまり本格的なことはできません。
なお、前回の記事で書いた動作電圧(1.136V)はCPU-Zで表示されていたもので、AMD OverDrive(以下AOD)での設定は1.10Vだったりしますし、CPU-Zでは1.312Vと表示されている場合でも、AODでは1.25Vの設定だったりします。
ということで、紛らわしいので今後は設定しているAODでの表示を基準に書いていきます。
ともかく前回書いたとおり、電圧1.10Vで安定して動作するのは2.4GHzが上限で、2.5GHzでは時折フリーズしてしまいます。
これを1.25Vまで上げると2.6GHzでも安定動作しますが、CPU温度が1.10V-2.4GHzの時よりも10℃程度上がってしまいます。(もしかしたらもう少し高速でも動作するかも)
さらに定格の1.30Vの場合はとりあえず3.0GHz程度まで設定は可能でした。(ただし安定動作するかどうかまではテストできてません。というか温度上昇などが怖くて長時間動作させる気がしないというのが実情です^^;)
他の人柱の情報などを見る限り、電圧を定格以上にすれば3.2GHzでも動作しているようですが、その場合、消費電力が100w以上増えてしまうなど恐ろしい状態になるので、正直怖くて手を出せなかったりします。
今後は、電圧を1.1V後半~1.20V程度でどこまで安定して動作させられるかを試して、それを標準の状態にしようかと考えています。
出来ることなら1.15Vで2.6GHzあたりで動作してくれるのが理想的なんですが^^