HGシリーズのガンプラを作っていると、時々、付属のビームサーベルが透明パーツではなく、さらにはハンドパーツと一体成型なんてモデルに出くわしたりします。
同時期に発売されている別のモデルではクリアパーツが使われているのに、こっちの機体ではなんで?と、ついつい思ってしまうわけです。
しかも、近い時期にほぼ同じようなパーツ構成で作っているものでさえクリアパーツと非クリアパーツのモノが混在していたりと、どうにも作る側として不自然さを感じてしまうわけです。(まあランナー割りの問題とか、コストの事情とか色々あるんでしょうが・・・)
さすがにここ数年で発売されている機体ではほぼ解消されているのですが、HGUCシリーズでも初期の、No.70前後くらいまで(及びその後に発売された派生機種)には結構な割合で、非クリアパーツのモデルが含まれています。
で、それならば、他のクリアパーツが使われている機体によっては、ビームサーベルを1本しか携行していないのに、汎用のパーツを使ったためか2本付属しているモノなどもあり、それを流用すればいいと考えることにしました。(とはいえ、手首一体型の場合は、MSハンドとか別の機体の柄の部分を流用するとかが必要ですけど)
ところが、手持ちのガンプラを見ているとビームサーベルの刃の色が色々と違っています。
原作の設定色に忠実なのでしょうが、基本となる赤またはピンク以外に、黄色、緑色、さらにはごく一部に水色、青色、黄緑色なども付属しています。
また機体サイズとのバランスの問題か、刃の長さも大まかに2種類ある上に、形状も普通のガンダム風ビームサーベルだけでなく、ギャン風のやや太めのモノや、円筒状ではない薄刃タイプのものまで結構なバリエーションがあったり。
で、色々と調べた結果、やはり希少な色のビームサーベル用クリアパーツがあるなら、非クリアパーツの機体のために本体は使い潰すつもりで、安売り品が出ている時には買ってしまおうと、狙い目の機体をチェックしてしまいました。
まずは基本となる赤の標準サイズのビームサーベルは、ジム・ストライカーが刃が4本、柄が3本とずば抜けて優秀。
赤の長サイズになると、Oガンダム(実戦配備型)の刃と柄が2本というのが価格的に1番でしょう。
ピンクの標準サイズは、ジャイオ-ンが8本も刃があるので優秀かと思ったのですが、よくよく見ると薄刃タイプで汎用性が低そうだったので、パワードジムが単価の割に刃2本と柄が1本と第1候補になりました。
ピンクで長サイズというのは手元にある機体では無かったので、今後の課題です。
次に黄色ですが、標準サイズはマラサイが刃は2本で単価が安いものの、柄の部分がやや長い特殊デザインなので、汎用性を考えるとジムⅡかメタスの方がいいかもしれません。
黄色の長サイズとなると、ほとんど選択肢が無く、リゼルCディフェンサー(ジェネラルレビル配属機)に黄色が1本と赤が2本というセットでようやく手に入るというレベルです。
そして緑色なのですが、ダントツでコスパがいいのはガンダムポータントの長サイズと標準の刃が2本ずつ(柄は2本)になります。
数よりも機体単価を考える場合には、ネモかウイングガンダムというのもいい選択肢になりそうです。
そして希少な色についてですが、デルタプラスの水色が2本、Hi-νガンダムの標準サイズと小サイズが1本ずつ、G-アルケインの黄緑色が2本(ただし薄刃タイプ)くらいしか見かけません。
で、長々と書いてきたのは、ギャプラン(正確にはTR-5[フライルー])のビームサーベルがクリアパーツではなかったことが原因でして、本来ギャプランのビームサーベルの色は緑色なので、どの機体から流用できるかということでした。
その上で、ビームサーベルを流用するならネモを買うのが一番いいのではないかと思った次第です。
確かに刃が2種類4本あるGポータントも魅力的なのですが、他のパーツの使い回しとかを考えた場合、ネモの方が優秀かなと。
まあ、Gポータントには別のビーム剣兵器が付属しているので、既に手元にあるGポータントのビームサーベルを1本流用してもいいのですけど。