いやー、近年まれに見る（悪意味で）楽しい会見でした。
福田総理の見苦しいまでの言い訳臭さだけでなく、その後の記者との質疑応答で結構ぶっちゃけた話をしてくれたので色々分かりやすくなりましたし。
少ない手柄を無理にまで大きく見せようと言い訳した福田総理のみみっちさは目立ちましたが、もう退場する人なので今更叩いてもどうしようもないので、どっちかというとマスコミの方が反省のなさが問題になりそうな感じですが・・・
だいたい、辞任を無責任っていってる連中は、目前の問題の解決策がないままにだらだらと総理を続けることが責任を取ることなのか、ちゃんと考えてから発言して欲しいですね。
まあ、元々福田氏は調整型でリーダーシップの弱い人だったのに、小泉時代の再来をおそれる自民党保守層が事なかれで福田氏を担ぎ出したわけで、明らかなミスキャストだったのに、今までよくもったという感じでもあります。
結局、このまま国会に入っても法案が通せなくて政治の遅滞が続くばかりですし、そのあとに総選挙になると福田総理では選挙に勝てそうもないという状況を見て、多少でも内閣支持率の高くなりそうな人物に総理を譲る方が自民党としての傷が浅いと踏んだというのが真相なのでしょう。
とはいえ、本来中長期的視点から行われなければならない政治が、頻繁に上下する内閣支持率などによって左右される現在の社会システムは何とかして改善しないと危険なんですが・・・
しかし、次の自民党総裁はだれになるのかを考えると、次の選挙で自民党が負けないようにするために福田氏が辞任したわけですし、個人での人気がとれる人物でなければならないわけで、そう考えると麻生氏の線は薄そうかも。
私自身の予想では、最右翼は小池ゆり子ではないかと考えています。
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