4/29昼間に、使っていたメインマシンがフリーズし、その後再起動を試みたもののどうにもBIOS画面にすら達しなくなってしまいました。
原因を探るため、メモリ、CPU、電源と順に交換してみましたがどれも起動出来なくなった原因ではなかったようで、やむなくマザーボード交換をすることにしました。
さすがにマザーボードの予備は無かったので、すぐさま一番近くのパーツショップに直行し、新しいマザーを買おうとしたのですが、店頭に行ってみると、先日発表されたばかりのPhenomⅡX6が売られていました。
財布の中身と相談したところ何とか買える値段だったので、マザーボードと一緒に買い換えることを即決。
それと、新しいマザーボードの仕様的にDDR3メモリに乗り換える必要があったので、これも2GB×2を購入しました。
総額\58,000弱の出費となりましたが、先日ちょっとした予想外の収入があったことも後押しして、一気に買い換えを進めてしまいました。
さて、パーツを持ち帰ってすぐさま組み立てを開始。
実質的には、HDD等のドライブ、ビデオカード、電源、ケースを除いてすべてのパーツを入れ替えることになるので、ほとんど新規にマシンを組むのと同じような作業になるわけですが、これ自体はまあさほど難しいことでもなく、単純に置き換えるだけで作業完了。
またOSに関しては、新規インストールが必要というわけでもなく、せいぜい各ドライバを入れ替えてやるだけなので、これもそれほど手間はかからないだろうと思っていたのですが・・・
その前に、やってきたのがWindowsのアクティべーション問題でした。
マザーボードとCPUをそう交換しただけに、さすがにOSは同一マシンと判断してくれず、またアクティべーションが完了しないとログインすら出来ない仕様のため、マザーボード上のLANドライバをインストール出来ていないためにオンラインのアクティべーションもできずと、あの面倒な電話によるアクティべーションIDの確認作業をするハメになってしまいました。
そうしてようやくマシンが起動までこぎ着けたですが・・・ここでさらなる問題の発生を確認。
新CPUの性能を測ってみようと、動画のエンコードをその方法として選び、おもむろにAviutlを立ち上げたところ・・・即アプリが落ちてしまいました。
どうにも起動出来ないので、新たにフォルダを作り直して、一からインストールを初めてみると、こちらは問題なく起動します。
が、プラグインを入れ始めてみると、個々で問題が発覚しました。
実は、一部のプラグインではCPUのSIMD命令を使用していたりするのですが、その中の一部がどうやら最新CPUであるX6を識別出来ずに動作しないのです。
ということで、使えないプラグインは使用せず、新たに環境を設定し始めましたが、これがかなり手間がかかるもので、ようやくさきほど最低限の設定作業を完了しました。
で、これでようやく新CPUのテストが出来るようになり、試しにこれまで約40分かかっていた地デジTSソース(1440x1080i)→ニコサイズ(512x288)のエンコが32分ほどに短縮されることを確認。
一部フィルタが変わっているとはいえ、スレッド数増に見合う程度には高速化していることが分かったわけです。
ということで、この2日ほど予備マシンでエンコしていた動画も、明日以降は新マシンでほんの少しですが快適に作業出来ることでしょう。